EACやそのケーススタディ(1) wav,ape,tak,tta,flac,+cue FLACに決めた. manjaro/ubuntu/mintの楽曲管理

可逆圧縮完全マニュアル(への道) の構成

  1. EACの実際とWindowsとの共存、文字コードの解決
  2. WAVE+CUEの多角的活用法の提示、Linuxで自由自在
  3. 可逆圧縮完全コントロール。ここまでできて「漢」
  4. DLNA/uPnP配信まで視野にいれよう。
  5. きっかけ

FLACで行こう::可逆圧縮ファイル・パーフェクトマニュアル(への道のり)

  • FLACで決まった。アップルもサポートした。
  • 可逆圧縮戦国時代もいちおうの結果を見た。FLACが制覇。
  • SONYは自社フォーマットを捨てた。

(4年ほど検討に検討を重ねた自分の結論::長い序文なので、最期に付記しました)

本論開始::事前作業として、EACをダウンロード、設定


(Exact Audio Copy本家より落とすより、CNET経由がいいかと個人的には思います。adwareがはいっている気がする。気のせいかも)

今日現在の最新安定版であるWINE 1.8で、EAC1.1がうまく動作します。ubuntuでもこのクラスの性能の取り込みソフトウェアはありますが、 これが楽かも。

インストール(簡単なので略)

取り込み(吸い出し) のために、日本人アーティスト、曲名、本人名日本語という条件のCDを使います。マルチバイト、ワイドキャラクターの文字列が含まれるってことですね。英語CDで試しても仕方がないので。インストール作業はWindows初心者用記事をググってください。というか、そのままで何も考えなくてもうまくいくと思います。

リッピングとCUEシート生成(簡単なので略)

(リッピング作業、省略:Windows初心者向けサイトをみてください。丁寧なページがいくつかありますが、普通に触れば誰でもわかるかと思います)

完了すると3つのファイルが出来上がっています。WINE 1.8 EAC1.1(当時)
  1. log 文字コード : UTF-16 ※取り込んだ時点でエラーがでなければ特に確認の必要はない。
  2. cue 文字コード : アスキー、Shift_JIS
  3. wav バイナリ・CDイメージ
(タグ付け、曲名ファイル化をしないのであれば、GUI、ドラッグ&ドロップで、WAV化できますけどね。あはは。そうなんですよね。実はカンタンなんです) 

これで以下の準備ができました。その前にチェック作業です。

Cueシートの文字コードは確認しよう。UTF-8推奨です。

一般に、正常取り込みの場合ログはみないですよね。飛ばします。

少なくとも、CueはUTF-8にエンコードを共通にしておくと何かとはかどります。たとえば、再生ソフトのAudaciousやCDemuは、CUEがシフトJISだと動作が正常ではありません。最新版のFLACONは、ShiftJISに対応していただけたようです(ロシア語完全対応のついでともいう)。日本語がSJISでも通るようになりました。これでかなり使い勝手が向上しました。ただ、統一しておくほうが楽です。
考えたくなければ、UTF-8にしておく。Windows下で使う場合もUTF-8のままで問題ありません。
改行コードは、LFにしなくても、だいじょうぶ。Winから使う場合とLinuxから使う場合を共通化したいのなら、UTF-8必須です。というか、クリエイター側がUTF-8でしか扱いづらい文字をバンド名や楽曲タイトルに使う時代に変わってきています。いつまでもEUCやShiftJISでは文化的に立ち遅れてしまいます。

さて、UTF-8推奨という注意さえ守ればどんな環境でも母艦セット:Cue+WAV(flac)が空気のように扱えるはずです。蛇足ですが、文字コードはWindows7でも問題が出る場合もあるみたいですね。(詳しくはしらんけど) UTF-8にとにかく統一しましょう。たぶんそれがハッピーかと思います。

Linuxでコマンドで文字コードを扱う例
nkf -g *.cue  文字コード調べる

nkf -w --overwrite *.cue UTF-8で上書き。

上書きしなくても、*.utf-8.cue にしておけばいいです。

実際にEACを使ってみる

上原れなさんのアルバムがamazonから届いたところなので。具体でいきましょう。

Windowsなら当職は、SONY MediaGO でリッピングします。iTunes は使いません。
そして、Linuxなので、WINEでEACを起動して、1ファイルリッピングを行います。
クリックしていくだけなので、作業は省略します。

結果です。

FILE "上原れな - Emergence.wav" WAVE
のWAV形式をFLACにしてみます。たったこれだけの青コマンドです。
$ flac *.wav
flac 1.3.0, Copyright (C) 2000-2009, 2011-2013  Josh Coalson & Xiph.Org Foundation
flac comes with ABSOLUTELY NO WARRANTY.  This is free software, and you are
welcome to redistribute it under certain conditions.  Type `flac' for details.
上原れな - Emergence.wav: wrote 479090446 bytes, ratio=0.698

FLACが古いですね。ま、いっか。

以下リストの7行目を確認してください。これはFLACではなくて、WAVです。アプリによっては、そのあたりを自動的に処理してくれますが、合わせておくほうがよいですね。またフォーマットによっては、Cueシートを圧縮ファイルに埋め込むことができ、1ファイル管理も可能ですがそれは本稿では触れません。それこそ、埋め込むCUEの文字コードの問題が再浮上します。

FLACにしたので、Cueの頭の方 この場合は、7行目のFILEではじまる行に修正が必要です。具体的には、
FILE "上原れな - Emergence.flac" WAVE
にしておきます。日本語がはいっても構いません。赤いところだけ

     1    REM GENRE JPop
     2    REM DATE 2014
     3    REM DISCID DA0F340E
     4    REM COMMENT "UTF-8 Cue"
     5    PERFORMER "上原れな"
     6    TITLE "Emergence"
     7    FILE "上原れな - Emergence.wav" WAVE  <<実ファイルと一致させる。WAVの場合。
     8      TRACK 01 AUDIO
     9        TITLE "届かない恋'13"
    10        PERFORMER "上原れな"
    11        INDEX 01 00:00:00
    72      TRACK 14 AUDIO
    73        TITLE "さよならのこと"
    74        PERFORMER "上原れな"
    75        INDEX 00 59:32:52
    76        INDEX 01 59:34:69

新しい7行目は次のようになります。

     7    FILE "上原れな - Emergence.flac" WAVE

freedbで正確ですね。感謝です。Gracenoteでなくてもってかんじかも。

WAVのままハンドリングしていくのもありです。30%圧縮なので大差ないんじゃないの?!って見方もできますよね。本稿を描き起こした時期よりSSD価格は1/6以下になってますから、圧縮しなくてもいいんじゃない、ってわけです。これを「Cue/WAV(またはFLAC)」のふたつのセットを母艦セットと便宜的に名づけて(2)以降に続きます。

FLAC音楽サイト増えました。SONY、オンキョーなどが販売もし、あー、めんどくさいので……

FLACになります。FLACで決まりました。
Windows10は標準(2016年7月)。アンドロイドも標準
Linuxも標準(たぶん)。appleも2017年9月に対応。

自分はこう決めたのでした(10年はこれでいきます)。ちなみに、マルチメディアフォーマットとして関連付けられていますので、どのフォーマットのファイルでもクリックで再生できますね。いずれせによ可逆形式であればWAVに戻せますから。そこがいいところ。

終わり::2017年秋追記 FLACで決まりました。アップル陥落。2025年ぐらいまで独自路線でいってほしかった。ネタにできなくなった。とにかくみんなで標準的なフォーマットを使うのが楽ちんですからね。

以下に続きます。初心者の方はこれで十分です。パワーユーザーの方は次をぜひどうぞ。 

  1. EACの実際とWindowsとの共存、文字コードの解決
  2. WAVE+CUEの多角的活用法の提示、Linuxで自由自在
  3. 可逆圧縮完全コントロール。ここまでできて「漢」
  4. DLNA/uPnP配信まで視野にいれよう。
  5. きっかけ