module-echo-cancel エコー除去・ノイズキャンセルをPulseaudio で有効にします。

マイク音質をいいかんじにしたいです。 Linuxにはもれなくついてくる、エコー除去・ノイズキャンセルを有効にします。


昨今、配信やら、ネット会議やらでマイク利用者が増えています。生活の必然になりつつあるといってもいいかもしれません。リモートワーク、テレワークという類も常識化しつつありますね。コロナ後(まだ最中ですが)、どうなるんでしょう。

当方も、先々月にUSBマイクを調達してみました。到着日のみテストしてあとは使ってませんでした。今はまだマイクは世界的に高値です。ノーブランド品は安いけれど定番の製品は高いですね。そんな中、急に思いたち物理的に再セットアップしました。

ノイズやらいろいろ考えることが多いですね。自分の場合こういうコンデンサーマイクが必要だったかといわれると不要でした。購入したのは単一指向性です。サクラチェッカーで怪しいとされている商品です。

特別な面白さのあった一例。YAMAHAが唸るよ。

RX-A780 AVレシーバー


  • 入力、Linuxに接続した単一指向性のコンデンサーマイク
  • manjaro Linux と google DUO
  • 出力、LinuxからHDMIの音声を出力し、AVレシーバーで受け、DSPで7.1ch サラウンドでおまかせでいいかんじに。部屋ぜんたいで鳴らす。いいね。

すばらしい。相手をしてくれたMさんのほうでも、妙なノイズやらエコーみたいなものは聴こえないってことでした。

こっちはですね。なんかイケボの声優さんと話しているかんじで(笑) 特にエフェクトかけているわけではないんですが、YAMAHAのDSPがいいかんじにしてくれる。こういう声はセンタースピーカーがメインになりますが、なんかゾクゾクするな。おい。

ちなみに、本物のDolby Atmosっぽく。天井スピーカーも設置しています。音がどしゃぶりの雨のように降ってくる。かもしれない。

配信しない人でもよりクリアな音を相手に届けるのはマナーです(USO)。

インターミッションです。(笑うとこ)。

エコー除去・ノイズキャンセル機能モジュール module-echo-cancel を使うだけです。

2行書き足すだけです。手間もほぼいらないのでダメ元です。

結論的には、エコー除去・ノイズキャンセル機能モジュールをPulseaudio で有効にします。 デフォルトでは Arch もubuntuも Pulseaudio のエコー除去モジュールが定義されていませんので動きません。 

反映されると入力にあらたにひとつの仮想マイクが増えます。以下のオレンジ、黄色部分です。
echo-cancel_Z という名前にしました。考えるのがいやなら、そのままコピペでだいじょうぶです。

編集対象テキストファイル

/etc/pulse/default.pa ですから、 

新規端末 CTRL+ALT+T
sudo nano /etc/pulse/default.pa

2行ほど、最終行あたりに書き加えます。私は147行目にしました。

オレンジと黄色の文字列、源氏名みたいなものなので、京都にいるときにしのぶで店に出ていたっていいわけで、みたなノリでだいじょうぶ。適合性さえあればいい。
これは一行です。
load-module module-echo-cancel  source_name=ZenloHDsource source_properties=device.description=echo-cancel_Z
set-default-source ZenloHDsource

編集する際は次のコマンドでどうぞ。

$ sudo nano /etc/pulse/default.pa 

設定の反映 Pulseaudio を再起動です。このコマンドはおぼえたほういいです。

$ pulseaudio -k
$ pulseaudio --start

pavucontrol を起動してモジュールが有効になっているか確かめることもできます。

サウンド設定で目視するほうが楽ちんです。


その実際::ubuntu ではうまくいったが、manjaroLinux では動作はするがマイクボリュームが勝手に変わるなどの不具合がでた。けしからん。

調べてないのですが、とりあえず使わないことにしました。
ubuntu で 本物のUSBマイク入力とノイズ低減モジュールを組み込んで比較してみたところ。聞き手の側も大差ないということでした。楽器録音、歌録音には耐えないかもだけど、会話する分には購入した単一指向性USBマイクで十分、クリアで音も良さそうです。

追記::
archLinux のトラブルシュート、症状的には次が有効っぽいですね。
/etc/pulse/daemon.conf
flat-volumes = no

本件を受け、カタリナ脳内会議で決まったこと――自分にはオーディオ・インターフェイスは要らない。



YAMAHA AG03 配信用ミキサー

YAMAHA AG03 やたら高値で取引されている。テンバイヤーの餌食になってますね。楽天市場のショップがすんごい値段つけている。冷静になると当方には要りません。秋以降は普通に買えるようになるらしいです。ほしいひとはゆっくり待ちましょう。

オーディオインターフェイスはいらないだろうといい聞かせる。マザーボードの音声周りはまともっぽいし、デジタルでしか流さないので、信号への干渉もないみたい。ノートPCならあったほうがいいかもですね。実はちょっと買ってみたかった。自分の場合はいらないということで。配信予定がそもそもないです。かかる検討と理由により、配信に特化したオーディオ・インターフェイスは要りません。

さらに、続きの予定

OBSの設定で、ノイズ低減するLinuxでの実践例は時間がとれた時に。

OBSで自分向けメモを録音しています。おおげさ?!ですか。

これで十分な気はしますね。そもそも音声メモのためのマイクなんです。
「Open Broadcaster Softwareは、OBS Projectが開発保守しているフリー・オープンなストリーミング・レコーディングソフトウェアである。Windows 8以降、OS X 10.10以降、Linuxをサポートしている」Wikipedia.

機材というほどのものではないが調達したコンデンサーマイクの紹介

調達マイク(単一指向性 USB)はこれ。今気がつきましたがDSPノイズキャンセリング技術搭載らしい。効いてるのかなぁ。
ZENLO コンデンサーマイク PCマイク 卓上マイク USBマイク 単一指向性 マイク三脚スタンド付き 音量調節可能 高音質 集音 Windows/Mac対応 録音 生放送 YOUTUBE ゲーム実況等対応。オススメするわけではないですが、ちゃんとしています。私の中で、高評価です。今amazonでクーポン付き3500円ぐらいです。私は函痛みのamazonアウトレットを見つけたので2400円で購入。最後の一個だったかも。
このミニ三脚は使わずにマイクアームに設置。上から降ろして使うかんじにしています。

楽天市場では高いですね。5500-7000円の価格帯のようです。検討するなら、amazonかなぁ。ちなみに、aliexpress も調べてみたんですが、時間がかかる上、日本のamazonのクーポンやセールを狙ったほうが安いことがわかりました。




参考サイト いつものarchlinux wiki

Namida Zone :: 神々は細部に宿る――涙とともに、夜な夜なパンをかじった。

Grub2をめぐるあれこれ。テーマ、背景、フォント。それが Cute Grub 計画

No Copyright Girl / ノーコピーライトガール Grubと戯れるという意味のない日常:: Cute Grub 計画 コンピューターの電源オン後、 OS オペレーティングシステムを起動するためのブートローダーが先ず動きだす――ほぼすべてのLinux...