“Ubuntu on Windows”搭載「Windows 10 Insider Preview」Build 14316が160406に来たぞ。
http://poor-user.blogspot.jp/2016/04/1-windows-subsystem-for-linux-ubuntu-on.html
以下の記事はほぼ無意味に。
たいてい動くんじゃないのリスト
apt, ssh, rsync, find, grep, awk, sed, sort, xargs, md5sum, gpg, curl, wget, apache, mysql, python, perl, ruby, php, gcc, tar, vim, emacs, diff, patch...
なんかほとんど困らない。
avconv なんかほとんど困らない。
time \ avconv -hwaccel vdpau -i input.mp4 -vcodec copy -acodec copy vdpau_video.mkv
こういうハードウェアアクセラレーションは無理っぽい。DXVA2に読み替えてくれるなら動くかな。 この例は、ffmpeg/avconvで、ハードウェア支援を使って、コンテナを変換するコマンドです。無意味な変換例。例文です。
こういうハードウェアアクセラレーションは無理っぽい。DXVA2に読み替えてくれるなら動くかな。 この例は、ffmpeg/avconvで、ハードウェア支援を使って、コンテナを変換するコマンドです。無意味な変換例。例文です。
■たいてい動くんじゃないの。文字コードの取り扱いが不安。超不安。
自分の日々利用しているシェルスクリプトを見渡してみると、これでOK。そのまま動くはず。zshもいれたら動きそう。zshのない人生はない。
Xはいらんけど、ターミナルは、Windows側が高機能になるか、なんか使いやすいのがでてきてほしい。マニアックなのは僕はいらん。XはサポートしないとMSの中の人が言ってた。
心配なのは、文字コード。どこまでいっても文字コード。UTF-8で空気のように扱える環境がほしい。
つまり、文字コードを意識しないでPCは使いたいのだ。
■概略と予測込の今後
名称:
- Ubuntu on Windows . UoW なんて呼ばれるのかな?! Canonical側。
- Windows Subsystem for Linux と現段階で呼ばれてるらしい。MS側。
時期:予測込
もう来た。“Ubuntu on Windows”は、Windows 10 Insider Preview Build 14316 に入ってる。「ubuntu入ってる」 ほうのWindowsが来たな。
だから、以下、意味なし。実践して評価するといい。アーリアダプタ向け:
Canonicalが14.04LTSのUoWをほどなく提供するらしい。どういう形式かは不明。Windows側の対応が必須なのでCanonical単独では動作しないので、どうなるんだろう。すでにlxなんちゃとかいうのがリリースされているので、それか、それなのか。それなんだろうな。よくわからん。
ふつーの人向け:
7月あたりに、MSのストア経由で導入できる。周年アップグレードの一部ってことかも。もっと早期にでるという記事もみた。4月中か。Windows10のアレに含まれるみたい。テスト参加しないとだめだけど。
普通の人向け:
導入しません。何に使うものかよくわかりません。知ってて損はないけれど。
■どう動くのか逆WINEですよね。いうなれば。
だいたいこれまでの自分が試したソリューションでいえば、SFUの現代形だろうか。と思ったらそれも違うな。SFLだっけ。略称はこんなかんじになるのかな。SFUはShellがあれだしいきなりなんか使いにくい。なじめない。いまどきのLAMP時代にはちょっとアレなので実際使っているひとはいなかった気がする。コマンドはGNUだよね。やっぱ。SFUはCygWinと同様、独自コンパイルであることにかわりはないので、SFUの現代形といういうのは間違っているな>自分。
何度も書いてきたが、技術はあれとして、使い勝手はディスコンのCoLinuxが今回の方法に近いと想像できる。CoLinuxは開発が再開しないか気になっていた。これかなり速いんだけどそれを上回らなかったら、笑い者なのでまぁ、たぶんだいじょうぶ。
仕組み概念では「逆WINE」だろう。コンセプト的にはそうだ。CoLinuxと違うのは、今回の仕組みを実現するのにマイクロソフトのリソース(ソースと人)が使えるということで、たぶんとても高速に動くと思う。WINEが20年かけた道をざくざくと走破する。マイクロソフトが魔法といっていたけど魔法じゃないんじゃない。コンピューティングが通ってきた道そのものだ。
「bashが来る」ってのは、シンボリックな表現であって、sed、findなんかも最初から来る。というか、いろいろ読んでいると、アプリ導入コマンド aptがサポートされるので、そのままいれちゃえばいい。動かないものは、Windows側で対応される、されるべき。魔法なら特にね。
■カンファレンスの絵とその他から:推察してみる
発表されたのは、
ubuntu14.04 LTSベース。夏までの実装で16.04LTSベースになる。Canonical担当者のブログの言をまとめるとそういうことだ。ubuntu16.04LTSはちなみに現在ベータ2。4月下旬にラウンチされる。
気になるのは、Xは?!ってところだけど。たぶん時間の問題だし、自分の場合生で動かなくてもいい。そこまでできれば、MSすげーなんだけど。たぶんいろいろ面倒なことが多いのでやらないんだろうな。(やらないことで確定している様子)
http://blog.dustinkirkland.com/2016/03/ubuntu-on-windows.html
ところで、
apt-get が非推奨になりつつある中、aptがあればだいじょうぶ。aptがあるということは背後でdpkgが動いているので、パッケージ管理システムが動いている。たぶんぜんぱんに大丈夫。マイクロソフトがプレゼンで「BASHが来るよ」と大見出しにしたので、それがシンボリックなコピーだと気づかない人がメディア含めて多すぎる感があるのかも。