AT-HA90USB 過去のレビューを上書き オーディオテクニカ USBヘッドホンアンプ

過去レビューを上書きしてみます。オーディオテクニカ AT-HA90USBの悪評を覆します。

https://www.audio-technica.co.jp/atj/show_model.php?modelId=2324
※3年前ですか、NTT-Xで安価販売されているせいか、急激にアクセスが増えてきました。それで若干補筆しました。最近2020年夏でも全然減りません。むしろアクセスは増えてきています。

ぶっちゃけ、親しい友達でかつWindows10ユーザーになら、「安いので買ってみたら」。その他OSなら、「うまくいくといいね」ってかんじでしょうか。
たぶんここまでみている人はディレンマに陥っているのかもしれませんね。幸運を!! だめな時はだめ。
HA90USB運用については、ドライバのインストールやアンインストールが自由自在にできる、平均以上のユーザーレベルの方なら、楽勝である、というのが私の結論です。難儀する方には少し厳しいかもです。(自由自在というのはかなりハードル高いですよ)

Windows10篇::処分をやめました。これは使える。----レビュー日付を確認してみて

結論::USBヘッドホンアンプ  AT-HA90USB オーディオテクニカの「今」

僭越ながら、過去のレビューを上書きしたいと思います。書いたひとたちが悪いわけではなくて、OSのサポートの問題がほとんどであって、価格コムやamazonやその他で★が少ない評価です。が、必ずそのレビュー日付を確認してみてください。
悪意があって書かれているわけではないと思います。ただとんでもない勘違いを書かれている方も一部にいらっしゃる気がしますが、それはそっとしておきましょう。

Windows10に限っていえば、少なくとも2017年春のクリエイターズアップデートを適用した状態では、Windows10Pro、Windows10home(共に64BIT版)で、当方では完全に動作するようになっています。
手持ちのUSB-DACの中でももっともクリアだと思います。私が適用したのは8月です。適当前はひどかったので箱にいれて保存していたのです。
めったにWindowsは起動しないので。現時点(2017/11/06)では次のWindowsレベルまでアップデートをあてた状態でテストしてみました。良好でした。

ちょっとした経緯::お蔵入りを再開封してみて

(略)その後別のUSB-DACを買ってみたのでテストがてら再開封したところ、おそらくWindows10では最高の結果が得られれていることに気がついたわけです。
もともと、希望小売価格 ¥45,000(税抜)です。HA40USB、AT-HA70USB より高価で、後年リリースされた製品で、サンプリングレートなども上です。良いオペアンプなども使っているようですね(NJR社製オペアンプ(MUSES))。だたいろいろ問題があったがそれは過去のものであると当方では思います。

さて話は戻ります。

Windows10において、正常動作しているHA90USBの姿

AT-HA90USBとPCを接続していない状態で、サポートで提供されているdriverを導入します。これできちんとはいるのですが、念のためdriverがどう組み込まれているか絵で示します。

Linux(ubuntu/mint)では、USB Audio Class 2.0 で動作していると思われます。それでUSB Audio Class 2.0対応を果たしたWindows10では専用driverは不要なのでは??と考えたのですが、USBAudioClass2.sys(うろ覚え::Linux上で書いています)で動作していません。違います。このマイクロソフトdriverが先につかむと動きません。なんとなく笑えるところ。

当方の環境における結論からいえば、HA90USB.SYSは必須(2012年)です。また、計4つのマイクロソフトの関連driverが組み込まれていると思いますが日付は2017/07/27だったと思います。おせっかい親切ですが、下記キャプチャ追加しました。

カジュアルユーザーな当方としてはいちおう高級機にあたるDACなので、お蔵入りしている方はぜひ繋いでみてください。うまくいくかもしれませんね。もったいないです。

以下のふたつの図は、Windows10で正常動作している確証です。この通りになっていなければ問題がでていると思います。問題が発生するのは、Microsoft のドライバを先に掴んでしまうと動作しないので、キモはそこです。とても大事なポイントなので頭においておいてください。


流通在庫はあるようですが、生産中止ですし、正式にはWindows8.1までの対応です。
ユーザーは誰も悪くなかった。driver提供と改定というメーカーがすべきちゃんとした努力を怠った。結果、「オーディオテクニカは最初から壊れているものを売るな」とか声がでるのも不思議ではないし猜疑心が生まれるのも仕方ない。
結果、妙な情報も含めて流通したみたいなことかと、あくまで私見ですが。

余談::この製品のことではありませんが、サポートできないのなら 商品企画から断罪されるべきかなと思います。ODM先のコントロールができないのなら、メーカーとはいえない。単なる輸入販売業は、個人でもできる。品質管理は壊れたものを売ることではないのです。ま、いいか。

Linux篇とMAC OSX

現在MACは手持ちにありませんのでわかりません。お持ちの方がいれば教えてくださいませ。(USB Audio Class 2.0で動作するんじゃないかと思うんですが)

Linuxは無論サポート外です。ノーマルCD-DA/44.1khz、問題ないです。(ubuntu17.10 mint 16.04LTS)

要するに、このDACはハイレゾソースに関してはあまりうまくないです。
それでもまともに聴こえるっぽい方法を研究結果として示しておきます。
jack除外です。しても無駄だったので。
  • alsa で排他的っぽい使い方をする。このブログを検索※末尾にリンク
  • audaciousまたはDeadbeef両方で、resample して、48k/24bit相当に落とす。
ほかによい、または最適な方法があればぜひとも教えてください。私は「ない!!」と結論づけました。手持ちでは、このDAC以外96kDAC/192kDAC/48KDACがありますが、全てまともです。99.8%はLinux上なので、けっきょく別のDAC、かな、と。笑)

また状況が許せばカーネルは新しいほうがよいかんじがします。

ついでに。スマートフォンの場合はどうなっているのか?!

ちなみに推測ですが、SONY XPERIAだけが真のハイレゾスマホではないのか。それ以外のスマートフォンはハイレゾをハイレゾとして出力していないのではないか。iPhone はハイレゾをハイレゾとして出力していないのではないですか? 疑問がかなりあります。

ソースが96k/24bit であっても、たとえばGalaxy A7 は 48k/16bit を上限として出力している気がするんです。気がするだけで耳ではわかりません。

少なくとも PowerAmp はばっさりカットして、DVD音質(48k/16bit) を上限として出力しているような気がします。

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