オススメ

Oracle_VM_VirtualBox_Extension_Pack でパスワードが要求される場合の解決策

ターミナル・CLIで導入するといいです。

黄色以下の部分をダウンロードした拡張パックに置き換えます。

新規端末 CTRL+ALT+T#
sudo VBoxManage extpack install Oracle_VM_VirtualBox_Extension_Pack-6.0.10-132072.vbox-extpack 

minidlna ,emby などのストレージパーミッション,解決策facl

minidlna ,emby などのストレージパーミッションで
グループ追加しているのになぜかうまくいかない場合、の設定 [3分クッキング]

(たぶんこれが王道) facl で設定します。最近emby を使い始めたので、長年の付き合いのminidlnaの場合も含めて記述します。グループ名が違うだけですが。考え方は同じだといういうことを強調したいのです。

追記です。さて、一年位経過しましたが、最近、minidlna運用で、再度faclが必要なシーンが生まれたので、この記事の通りにしてリブートしたら希望通りになりました。間違った記事ではないですね。自分で書いていてなんだけど。

CASEWORK::/media/lvm2/imes.imp 配下をminidlnaで見えるようにした例

どうやら異なる論理デバイスからディレクトリ毎もってきた場合は都度設定が必要みたいですね。 この挙動がなかなか理解できませんでした。 以下ではリブートもログアウトも行わずにパーミッションがクリアできています。30秒でもめんどくさい。
 

ログインユーザー毎に起動する場合(最近のオススメ::つまりfaclは使わない)

 都度設定するのがめんどくさい場合は、ログインユーザーがメインユーザーであればそれで起動するのがいいかと思います。ubuntu では従来方式で使っていますが、archLinux系manjaroでは3年位以下の方法で起動しています。 具体です。gnomeの自動起動ファイルで処理します。
minidlnad -f /home/zish/.config/minidlna/minidlna.conf -P /home/zish/.config/minidlna/minidlna.pid

setfacl本題のケースワーク

/media/lvm2/imes.imp 配下に、btrfsにおいていた5階層のディレクトリを移動した。minidlnaのパーミッションではサブディレクトリまでしか見えないという状態。これをminidlna権限でスキャンしてDB化させたい。
$ setfacl  -m u:minidlna:rwx -R /media/lvm2/imes.imp

$ sudo systemctl restart minidlna && sudo systemctl status minidlna 
● minidlna.service - LSB: minidlna server
     Loaded: loaded (/etc/init.d/minidlna; generated)
     Active: active (running) since Mon 2020-09-14 17:56:18 JST; 11ms ago
       Docs: man:systemd-sysv-generator(8)
    Process: 31519 ExecStart=/etc/init.d/minidlna start (code=exited, status=0/SUCCESS)
      Tasks: 3 (limit: 38352)
     Memory: 8.9M
     CGroup: /system.slice/minidlna.service
             ├─31543 /usr/sbin/minidlnad -f /etc/minidlna.conf -P /run/minidlna/minidlna.pid -r
             └─31547 /usr/sbin/minidlnad -f /etc/minidlna.conf -P /run/minidlna/minidlna.pid -r

 9月 14 17:56:18 phantom systemd[1]: Starting LSB: minidlna server...
 9月 14 17:56:18 phantom systemd[1]: Started LSB: minidlna server.
 
 $ sudo -u minidlna minidlnad -R  # rescan the library (必要であれば発行する)

以下過去稿


$ getfacl ~/Music/

getfacl: 絶対パス名から先頭の '/' を削除
# file: home/xish/Music/
# owner: xish
user:minidlna:rwx
group::r-x
group:minidlna:rwx
default:user:minidlna:rwx
うまいことパーミッションが有効になっています。というか、再インストールしたわけではないのですが、急にアクセス不能になるもの不思議な気はしますね。とりあえずOKです。

何をしているのか。minidlna は root ではなく minidlna でデーモン起動しますから、minidlna に対してユーザーディレクトリ(ログインユーザーの配下)を自由にアクセスできる権限を与えた、という図になります。

(たぶんこれが王道) facl で設定。コマンドの例


emby


setfacl -m g:emby:r-x /home/your_login_name
setfacl -m g:emby:r-x /media/youtube_downs

minidlna なぜか苦戦しました

setfacl -m g:minidlna:r-x /home/your_login_name
setfacl -m u:minidlna:r-x /home/your_login_name
setfacl -m g:minidlna:r-x /media/youtube_downs
setfacl -m u:minidlna:r-x /media/youtube_downs

反映させるには、ログアウトしてログインする。または再起動がよい。

この時点でうまくいっていると思います。
minidlna はテキスト定義なので調整。
embyはgui定義ではねられることなく使えるかと思います。

所見


なお、ubuntuとarchLinux系であるmanjaro Linuxでこの運用を2年以上行っています。
ext4 on LVM2 on Raid でめんどくさかった気がするんですか、2020年9月のトラブルは
単独のNVMe EXT4なんですよね。Linux むつかしいですね。^^;

結び:: 調べ方、戻し方

調べ方:

getfacl /home/your_login_name

戻し方:

setfacl -x g:emby /home/your_login_name

とても役にたったリンク

https://wiki.archlinux.org/index.php/Access_Control_Lists#Set_ACL

https://forum.manjaro.org/t/emby-permission-setting/45563/2


Ryzen3000 Zen2 BIOSで少し安定しました。2019年7月末

Zen2向け:待望UEFI BIOS 登場。素直に嬉しい修正点

ASUS TUF B450M-PRO GAMINGが現在のメインです。Ryzen3600X で使っています。Ryzen3600X用にこの夏買いました。

待望の新BIOS(TUF-B450M-PRO-GAMING-ASUS-1804)が公開されています。サーバーによっては、未反映だったりしますが、落とし先同じですね。Asusの場合のみの言及です。その場合番号を変えて、wget や curl などにurl 食わせるとよいかもです。ターミナルで操作します。そのままブラウザで4文字書き換えでもいいですね。ターミナル嫌いの人、Windowsの人はそれでもいいです。

さて、TUF-B450M-PRO-GAMING-ASUS-1607.CAP から 1804にして、スリープ/休止/ハイバネなどの機能の復帰の際27日からこけるようになっていたのが治りました。archlinux, linuxmint,ferenOS で動作を確認しました。

ベンチマークなどの結果ですが、もうベンチマーク疲れをしているし、ここは昼間36度まで気温があがっていますので疲れ気味。エアコンで25度設定を維持していますがなんとなく疲れています。デフォルトで回した結果を末尾に付けました。

スリープでコケると使いにくいですもんね。Windows 固有でもあり、そうでもなかったわけですが、結果オーライで今後も良いBIOSを期待しています。



新規端末 CTRL+ALT+T#
ROG STRIX B350-F GAMINGの場合(まだ7月1日版)



wget https://dlcdnets.asus.com/pub/ASUS/mb/SocketAM4/ROG_STRIX_B350-F_GAMING/ROG-STRIX-B350-F-GAMING-ASUS-5008.zip

現在のメインマザーボード
wget https://dlcdnets.asus.com/pub/ASUS/mb/SocketAM4/TUF_B450M-PRO_GAMING/TUF-B450M-PRO-GAMING-ASUS-1804.zip


おまけ::BIOSデフォルトでのベンチマーク結果

CinebenchR15,CinebenchR20,FF.XV 


なんにもしない状態では、1つ前のバージョン TUF-B450M-PRO-GAMING-ASUS-1607.CAP ではクロックが固定されていたような状態も治り、Ryzen3600Xらしいいいかんじで動作しています。

手抜き画像、でかい。RX570です。



追記::1年Ryzen5 3600X を使ってきて


昨年夏の争奪戦に負けてしまいました。入手難からRyzen7 8C16T以上を諦めたのですが、今はそんなに後悔していません。シングルスレッドが速いし、困惑するシーンはほぼないです。
むしろ、よかったかもしれません。




最強のDNS設定 ISPのDNSが遅すぎるとお嘆きの貴兄に

最強っぽいDNSを選ぶ。インターネットの高速化


たまにはマニアックでないトピックを書いてみます。

ISPのDNSが遅すぎると嘆く前に。単純に、以下でいいのではないかと。
OS問いません。考え方は同じなので、Windowsでもアンドロイドでも。
遅ければ使わなければいいじゃないという方針です。

Linuxの場合は次のファイルを直に編集してもだいじょうぶ。
問題があれば戻せばよいです。だいたいGUIが用意されているのでそれで設定するのが最近のモダーンなOSかなと。たしかに速い気がします。

気のせいかもなので、困ってない人は試行錯誤する必要はありません。


通常の一般家庭では、デフォルトでなんとかなるようにISPが設定しているわけですね。貸与ルータがキャッシングしつつDNSを引いてくれるわけですが、そこが遅いと頼りない。
ルータアドレスをDNSにしておいてもいいですし、ISPの公開情報などでプライマリーDNS、セカンダリーDNSを設定するのが、正統ではあるけれど遅いとあんまり意味はないというわけです。頼りになるグーグル先生なんかのDNSを優先して使うようにという話です。

/etc/resolv.conf

$ cat /etc/resolv.conf 
# Generated by NetworkManager
nameserver 1.1.1.1
nameserver 8.8.8.8
nameserver 8.8.4.4

エラー: 重複したデータベースエントリ。それもカーネル、ドライバ周りでちょっと泣く。

エラー: 重複したデータベースエントリ 'linux-firmware'
error: duplicated database entry 'someone'

パッケージはその時に応じて変化がありますが、要するに、以下のディレクトリに重複して登録されています。だから要らない方、新しくない方が残る場合が多いはずなので、古いほうを削除します。自分ははじめての経験でした。

/var/lib/pacman/local/

新規端末 CTRL+ALT+T#

古い方を指定して削除します。

sudo rm -rf /var/lib/pacman/local/linux-firmware-20190717.bf13a71-1

調べたものを確認の上、削除する。(基本手順です)

$lls /var/lib/pacman/local/ | grep ホゲホゲ

具体::オレンジの前者が残ってしまっているため、エラーになっています。

$  ls /var/lib/pacman/local/ | grep linux-firmware
linux-firmware-20190717.bf13a71-1/ ⬅ 不要品、エラーの原因
linux-firmware-20190726.dff98c6-1/

∴ 古い方を指定して削除します。


参考::

RyzenのライバルはRyzenだけ――Zen2/Ryzen3000 いくつかの気付き

RyzenのライバルはRyzenだけ――Linux with Ryzen3600X との暮らしがはじまる。


さみだれに。気がついた点を列記。

8C16Tから6C12Tへの格下げ

Ryzen1700からRyzen3600Xへの変更です。B350マザーボードからB450マザーボードへも変更しました。メモリーはついでにDDR4-3200を調達しました。8C16Tから6C12Tへの格下げです。シングルスレッドと実利用を考慮した選択ですといいたいところですが、3700Xが買えなかったので3600Xで妥協したという説があります。少しづつ交換していって、最後にCPUを入れ替えました。某ネットショップで最後のひとつでした。


  • 休止、スリープからの復帰は完璧。archlinux 。windows10では100%復帰に失敗するとお友達に教えてもらいました。要因は、BIOSかもしれないがBIOSではないことが伺えます。
  • UEFI BIOSが枯れてない。Mobo: ASUSTeK model: TUF B450M-PRO GAMING です。7月中は無理としても8月にはもう少し良い子のBIOSが提供されることを祈っています。
  • it87系のセンサー情報がRyzen1からRyzen2に載せ替えたとたんに、取得してくれなくなっていろいろ考えやってみたのですが、ただのユーザーがやるべきことは全部やったので今後のUpdate待ちとしました。 解決しました。github 。後日詳細。

急がない人、待てる人への助言

最高位モデルである3950Xの登場が9月に予定されています。8C16T以上の、今品薄の上位モデル、3900X,3800X,3700X の人気バランスも変わってくるでしょうし、特に急ぐ必要はないかなと思います。(自分は買ったくせに)

特にLinuxユーザー向け。起動しないなどの不具合や特にSystemd絡みの問題が報告されているようです。ディストロ固有情報はチェックしたほうがいいでしょう。めんどくさいと思うのなら、私見では9月にはメジャーなディストリビューションについては「いい感じなLinux」になるといってもいいのではないかと思います。あくまで自分の予測。➡既にメジャーディストリビューションでは解決しているので、気にしないでどうぞ。たぶん2Wほど前の一時的な話です。2019年7月29日追記。

いま現在でも自分の環境(下記にinxiリスト)に絞っていえば、センサーを除外してパーフェクトじゃないかなぁ。ぜんぜん問題ない気がします。

中間総括::RyzenのライバルはRyzenだけ――死角なし

はっきりいって、Ryzen1700(OC 3.6GHz 20%増量)からRyzen3600X(ほぼデフォルト)に変わっても、私の使いかたでは2コア4スレッド減ったマイナス要因なんてまったくありません。
それどころか「ぜんぶ速いです」。死角なしです。RyzenのライバルはRyzenだけ。
あらゆるものがぜんぶ速い。その位第1世代と変わりました。ベンチマークなどは関係なく体感重視でぜんぜん違うわけです。

RyzenのライバルはRyzenだけ――死角なし


当方の環境 2019/07/26 午後現在 Kernel その他更新


/dev/nvme0n1p7 << 起動パーテ 
System:    Host: phantom Kernel: 5.1.19-1-MANJARO x86_64 bits: 64 gcc: 9.1.0
           Desktop: Cinnamon 4.2.2 (Gtk 3.24.10) Distro: Manjaro Linux
Machine:   Device: desktop Mobo: ASUSTeK model: TUF B450M-PRO GAMING v: Rev X.0x serial: N/A
           UEFI: American Megatrends v: 1607 date: 06/17/2019
CPU:       6 core AMD Ryzen 5 3600X (-MT-MCP-) arch: Zen rev.0 cache: 3072 KB
           flags: (lm nx sse sse2 sse3 sse4_1 sse4_2 sse4a ssse3 svm) bmips: 45532
           clock speeds: max: 3800 MHz 1: 2865 MHz 2: 3641 MHz 3: 2794 MHz 4: 2302 MHz 5: 2299 MHz 6: 2261 MHz
           7: 3185 MHz 8: 3441 MHz 9: 3345 MHz 10: 2300 MHz 11: 2404 MHz 12: 2379 MHz
Graphics:  Card: Advanced Micro Devices [AMD/ATI] Ellesmere [Radeon RX 470/480/570/570X/580/580X/590]
           bus-ID: 06:00.0
           Display Server: x11 (X.Org 1.20.5 ) drivers: ati,amdgpu (unloaded: modesetting)
           Resolution: 3840x2160@60.00hz, 3840x2160@60.00hz
           OpenGL: renderer: Radeon RX 570 Series (POLARIS10, DRM 3.30.0, 5.1.19-1-MANJARO, LLVM 8.0.1)
           version: 4.5 Mesa 19.1.3 Direct Render: Yes
Audio:     Card-1 Advanced Micro Devices [AMD] Starship/Matisse HD Audio Controller
           driver: snd_hda_intel bus-ID: 08:00.4
           Card-2 Advanced Micro Devices [AMD/ATI] Ellesmere HDMI Audio [Radeon RX 470/480 / 570/580/590]
           driver: snd_hda_intel bus-ID: 06:00.1
           Sound: Advanced Linux Sound Architecture v: k5.1.19-1-MANJARO
Network:   Card: Realtek RTL8111/8168/8411 PCI Express Gigabit Ethernet Controller
           driver: r8169 port: f000 bus-ID: 04:00.0
           IF: enp4s0 state: up speed: 1000 Mbps duplex: full mac: 
Sensors:   System Temperatures: cpu: 57.0C mobo: 34.0C
           Fan Speeds (in rpm): cpu: 0 fan-1: 2242 fan-2: 2149 fan-3: 0
Info:      Processes: 427 Uptime: 1:00 Memory: 9225.3/32161.3MB Init: systemd Gcc sys: 9.1.0
           Client: Shell (Version) inxi: 2.3.56 


当方の環境 2019/07/26 早朝現在
/dev/nvme0n1p7 << 起動パーテ 
System:    Host: phantom Kernel: 5.1.18-1-MANJARO x86_64 bits: 64 gcc: 9.1.0
           Desktop: Cinnamon 4.2.2 (Gtk 3.24.10) Distro: Manjaro Linux
Machine:   Device: desktop Mobo: ASUSTeK model: TUF B450M-PRO GAMING v: Rev X.0x serial: N/A
           UEFI: American Megatrends v: 1607 date: 06/17/2019
CPU:       6 core AMD Ryzen 5 3600X (-MT-MCP-) arch: Zen rev.0 cache: 3072 KB
           flags: (lm nx sse sse2 sse3 sse4_1 sse4_2 sse4a ssse3 svm) bmips: 45534
           clock speeds: max: 3800 MHz 1: 2990 MHz 2: 3635 MHz 3: 2316 MHz 4: 3269 MHz 5: 2659 MHz 6: 2743 MHz
           7: 3053 MHz 8: 3377 MHz 9: 2424 MHz 10: 2970 MHz 11: 2957 MHz 12: 2950 MHz
Graphics:  Card: Advanced Micro Devices [AMD/ATI] Ellesmere [Radeon RX 470/480/570/570X/580/580X/590]
           bus-ID: 06:00.0
           Display Server: x11 (X.Org 1.20.5 ) drivers: ati,amdgpu (unloaded: modesetting)
           Resolution: 3840x2160@60.00hz, 3840x2160@60.00hz
           OpenGL: renderer: Radeon RX 570 Series (POLARIS10, DRM 3.30.0, 5.1.18-1-MANJARO, LLVM 8.0.0)
           version: 4.5 Mesa 19.1.2 Direct Render: Yes
Audio:     Card-1 Advanced Micro Devices [AMD] Starship/Matisse HD Audio Controller
           driver: snd_hda_intel bus-ID: 08:00.4
           Card-2 Advanced Micro Devices [AMD/ATI] Ellesmere HDMI Audio [Radeon RX 470/480 / 570/580/590]
           driver: snd_hda_intel bus-ID: 06:00.1
           Sound: Advanced Linux Sound Architecture v: k5.1.18-1-MANJARO
Network:   Card: Realtek RTL8111/8168/8411 PCI Express Gigabit Ethernet Controller
           driver: r8169 port: f000 bus-ID: 04:00.0
           IF: enp4s0 state: up speed: 1000 Mbps duplex: full mac: 
Sensors:   System Temperatures: cpu: N/A mobo: N/A 最大の残念。取得できなくなった。Ryzen第1世代ではだいじょうぶ。
           Fan Speeds (in rpm): cpu: 0

lsb_release -i -d -c
Distributor ID: ManjaroLinux
Description: Manjaro Linux
Codename: Illyria

memtest86,Ryzen 3000向けOC,そしてLinuxの搭載メモリー速度とオーバークロック

Ryzen3600X で ちょっぴりオーバークロックしてみたい。メモリー診断とオーバークロック

要旨::Linuxでのメモリー関連、覚えておくと便利コマンド3つ

新規端末 CTRL+ALT+T#

#搭載メモリーのオーバークロックまたは標準状態の速度を調べる。

下記は、3200MHzを3733MHzで動作させている状態です。1.29V。
PASSMARKは1/4通過。
$ sudo dmidecode --type memory | grep  -PA 3  'Speed.*/s\z' #MEMORY SPEED
 Speed: 3733 MT/s
 Manufacturer: Micron Technology
 Serial Number: 225754F8
 Asset Tag: Not Specified
--
 Configured Memory Speed: 3733 MT/s
 Minimum Voltage: 1.2 V
 Maximum Voltage: 1.2 V
 Configured Voltage: 1.2 V
--
 Speed: 3733 MT/s
 Manufacturer: Micron Technology
 Serial Number: 225754EA
 Asset Tag: Not Specified
--
 Configured Memory Speed: 3733 MT/s
 Minimum Voltage: 1.2 V
 Maximum Voltage: 1.2 V
 Configured Voltage: 1.2 V

#起動中に横着にメモリーテストしてみる場合。

memtestet を導入します。以下は1Mですが、てきとーに1000MBなどにしてみてください。詳細はhelp で。以下は2度実施です。0と表示されたら勝ちです(いちおう)。
$ sudo memtester 1M 2 && echo $? Correct.
[sudo] sish のパスワード:
memtester version 4.3.0 (64-bit)
Copyright (C) 2001-2012 Charles Cazabon.
Licensed under the GNU General Public License version 2 (only).

pagesize is 4096
pagesizemask is 0xfffffffffffff000
want 1MB (1048576 bytes)
got  1MB (1048576 bytes), trying mlock ...locked.
Loop 1/2:
  Stuck Address       : ok         
  Random Value        : ok
  Compare XOR         : ok
  Compare SUB         : ok
  Compare MUL         : ok
  Compare DIV         : ok
  Compare OR          : ok
  Compare AND         : ok
  Sequential Increment: ok
  Solid Bits          : ok         
  Block Sequential    : ok         
  Checkerboard        : ok         
  Bit Spread          : ok         
  Bit Flip            : ok         
  Walking Ones        : ok         
  Walking Zeroes      : ok         
  8-bit Writes        : ok
  16-bit Writes       : ok

Loop 2/2:

Done.
0 Correct.

#論理プロセッサーの周波数推移を見つめる。

$ watch -n 1 grep \"cpu MHz\" /proc/cpuinfo

とか、

$ watch -n 1 grep -oP \"MHz.*?$\" /proc/cpuinfo

MHz : 3587.038
MHz : 2756.768
MHz : 2535.749
MHz : 2979.845
MHz : 2970.609
MHz : 2088.127
MHz : 3227.934
MHz : 2935.639
MHz : 2543.109
MHz : 3118.651
MHz : 3035.730

MHz : 2077.075


Ryzen 3000シリーズを調達。これまでが Ryzen1700でした。少し嬉しいので久々に投稿してみます。これでいわゆる"Zen2おじさん|おばさん"の仲間入りですね。

Native DDR4-3200(1.2Vです) を調達しました。Crucial by マイクロンです。たぶん余裕があるので、少しだけオーバークロックでどうかな、と。UEFI BIOS で +0.05 にして1.25V、"3600"を選びます。電圧を盛る必要があるかどうかは別としてファーストテイクで盛ってみました。

マザーボードのBIOSがどうも出来が悪いので、まずメモリーだけでもOCしてみようかな、と考えたのです。Ryzen 3600X はふつうに動作しており、マルチスレッドでは、これまでのRyzen1700より速く、シングルスレッドでは圧倒です。まるで別世界だ(大げさ)。どうもXFRだっけが何かでうまいこといかないので、しばらく放置にしました。

ubuntu,archLinuxなど導入しているOSがふつうに動作、操作できることを確認して、いちおうW10を確認。

memtest86(UEFI BIOS でgrubでメニュー登録した、Passmark版Free)を選び実行。
サブ機の以前のBootメニュー(Grub2/UEFI BOOT)イメージ部分
大体5時間以上でしたかね。エラーゼロで開通テスト完了しました。PassMark版は
4ステップが一単位で、全ステップ終了で自動で結果表示して終わります。
延々繰り返さない仕様です(ここちょっと大事なのでテストにでます)。memtest使いはじめてから20年以上経過した気がしますが、PassMark版を使ったのははじめてです。詳しい紆余曲折はWikipediaを眺めるといいです。好きな方、導入しやすい方でよいです。大差ないです。

実務的な知識としては、MBRでなくUEFI なシステムの場合は、起動するUEFI 対応 memtestをコマンド一発(マウスクリック含む)で導入するには、導入候補がPassmark 版であったというだけです。

さすがにそろそろMBRの人はいなくなっているとは思うんですけどね。
通常利用のGrubメニューに登録されるので、USBメモリー挿したりしなくてもいいというのがメリットでしょうか。

Windowsの方は、Linuxディストリビューションによっては含まれていると思うので、それで実行するか、Gparted や Clonezilla にも含まれていたと思うのでそれらのISOをUSBメモリーにバーンしてあげて使ってみましょう。Windowsのメモリーテストだけは信じてはなりません。不良メモリーが通過します。実際に体験すると信じられなくなりますよ。都市伝説ではないのです。安い買い物ではないので実行を推奨します。memtest86 で真っ赤になったら、それだけで通常、初期不良で返品できる理由になるでしょう。

memtest86 PassMark Version.


  • 所要時間:5時間38分58秒
  • 搭載RAM:16GBx2=32GB
  • CPU:Ryzen 3600X



※メモリー搭載量が半分なら所要時間半分と思っておけばいいです。寝る前、出かける前に仕掛けておくとよいですね。

オーバークロックしたメモリーの速度を確認する

いや別にオーバークロックしてなくても同じコマンドです。

新規端末 CTRL+ALT+T#

#全部を吐き出す。

$ sudo dmidecode --type memory 

#自分用 出力からバンド幅/速度を抜き出す。

$ sudo dmidecode --type memory | grep  -PA 1  'Speed.*/s\z' #MEMORY

#自分用2 grep の perl 正規表現拡張をうまいこと用いて、自分の見たいものだけ観る。

$ sudo dmidecode --type memory | grep  -PA 3  'Speed.*/s\z' #MEMORY
 Speed: 3600 MT/s
 Manufacturer: Micron Technology
 Serial Number: 
 Asset Tag: Not Specified
--
 Configured Memory Speed: 3600 MT/s
 Minimum Voltage: 1.2 V
 Maximum Voltage: 1.2 V
 Configured Voltage: 1.2 V
--
 Speed: 3600 MT/s
 Manufacturer: Micron Technology
 Serial Number: 
 Asset Tag: Not Specified
--
 Configured Memory Speed: 3600 MT/s
 Minimum Voltage: 1.2 V
 Maximum Voltage: 1.2 V
 Configured Voltage: 1.2 V

おまけ::Windows10 Cinebench R15, Cinebench R20 のほぼデフォルトでの結果、Hwinfo

Ryzen 3600X 上記記事に関係なくメモリーはOCなしDDR4-3200での実施です。
最小 1863MHz から 最高4391MHz の間でクロックは上下しています。
ほぼ仕様通りということでしょうか。一瞬80度近くまで温度上昇しますがわりとよく冷えています。
標準クーラー+8センチファン2個で吹付け、完全開放のマイニングリグです。笑)
室内温度24.8度。CPUから1メートルぐらいで25.2度位。